Dear Mr. Fantacy

2012年北京で制作した” Studio6070 covers 6070s ” は、つい最近リマスターしたばかりだが、いくつかの曲で気になったことがありオリジナルのDAWデータのミックスをやり直すことにした。第一回目はStevie Winwoodというかトラフィックの名曲、Dear Mr. Fantacyを解剖したてみた。

リミックス前

まず、気にいらなかったのが、ボーカル。当時、ボーカロイドが出たばかりで英語の歌詞入力や節まわしなど調教不足が目立つ。もともと歌声に選んだ巡音ルカの声質がこの曲のグルーブ感を表現できなかった、というかボカロっぽすぎた。じゃあ、ということでSynthsizer Vを導入し、Natalieに歌わせたら、しっくりきたのでボーカル変更作業を開始。Synthsizer VのVocal to Midi で本物のボーカルで歌わせてみたり、歌声の違いを試したりしたりして遊んでたら、どえらく時間がかかってしまったが、結局、AIのNatalieがこの歌にはしっとりしていてよかったので採用。歌詞入れは、本物の節回しが大いに参考になった。

最後は、ベースとドラムスの差し替え。曲自体が70年初期のドラムの雰囲気(ワンテンポ遅れるイナタイ感じ)を出したくてEZドラム3を使用。さらにベースも打ち込みし直してKontaktのベースに差し替え。

これで完成かとよーく聞き直してみると、残っていたトラック(特にギター)が走っていてテンポ調整も余儀なくされた。僕は、Logic Proを使っているので、スマートテンポが本当に活躍してくれた。そんなこんなでリミックス作業完了。あとはマスター作業。ここは、話題になった「音圧爆上げくん」にお願いしてみたら、プロ度96%という結果に。これ以上弄ると何かに気がつき何かをしなければならないのでこの辺で終了ということで。アルバムデータの差し替えは後々ということで。

リミックス完了後