カセットテープをめぐるお話-その3

どうってことのない話です。

今朝届いたSAISON express 10月号の表紙が、なかなかソソられるものがあったので読み始めた。最近、完全復活したフェスの記事ばかりかなと読み進めると、ライブの歴史などを紐解いていく記事など、とても興味深いものばかりだった。

パラパラめくっていくと、クリスペプラー氏とフェスのプロモータープロデューサー清水直樹氏の対談記事があった。面白く読み進めていると、こんな一節が出てきた。クリスペプラー:「〜東京っ子でしたから、初ライブは1971年、14歳だったかな。アメリカのブラッドスエット&ティアーズの武道館公演でしたね」

そうなんですか。僕の初ライブもBS&Tでした。高校2年の17歳でした。クリスさんも武道館にいたんですね。席のちらしで紙飛行機を飛ばしたら、デイビット・クレイトン・トーマスが投げ返してくれたんですね。それは見た記憶がありませんが、ステージの後方のスタンドから興奮して飛び降りた奴がいたのを鮮明に覚えています。

で、そうそう、当日カセットテープレコーダーを持ち込んで録音したテープがあるのを思い出したんです。このあいだの断捨離で見つけたものです。ご丁寧に、曲目とかグループのメンバーとかを手書きで書いて保存してありました。

半世紀も前の自作海賊テープを70の爺さんが保存しているのもなんなんですが、そんな記憶を鮮明に思い出させてくれた、たまたま送られてきたクレジットカードの会員誌にも感謝です。

カセットテープがつないだ不思議なお話でした。

ちなみに、このクレカはあまりに年会費が高いので、もう何年も前に解約してるんですがね。。。